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健診記録@愛育病院&こうざき産婦人科

2016年7月に3年の治療を経て、ファティリティクリニック東京を卒業しました。愛育病院(健診)、こうざき産婦人科(分娩)での記録を綴ります。

2017/2/15 41W0D 帝王切開②

妊娠11ヶ月 出産・帝王切開

当日の朝は浣腸から始まりました。

その後先生の回診があるとは知らず、シートパックをしながら休んでいると先生が入って来られて多少気まずい思いをしました。。

 

人生初めての手術は、心の準備も覚悟もあまりないまま始まりました。

看護師さんに、「ちょっとこっちへ」と呼ばれ、母や夫に挨拶をする間もなく、手術室に入って準備が始まりました。

 

手術室では先生1名に加え、術着の看護師さんが2名、助産師さんが1名、頭の上に血圧をチェックする看護師さんが1名、他に看護師さんが2名程度と、いつも外来でお世話になっていた看護師の方が耳元についてくださいました。

 

まず全裸になって手術台に横になり、看護師さんに体をぐっと抑えてもらいながら、膝を曲げ、顎を引き、とにかく背骨を突き出し丸くなる姿勢を取り、そこに先生が麻酔の注射と管を打ちました。

 

初めに細い針で2箇所ほど注射を打ち(液剤がぐっと入る感覚がありました)、次に太い管を刺しました(これは3回ほどトライしていたように感じます)。

太い針から液剤が入っていくのは最初の注射より圧迫感があったように感じます。

 

その後仰向けになり、両手を広げて固定され、心電図・血圧計等をつけていきました。

 

手術室は思ったよりも大勢の方がいて、雑談も交えながら準備が進んでいきました。

 

東京での検診は愛育にお世話になっていたので、愛育での話や、よく見るとスタッフの方はみなサンダルに裸足で、最初「やっぱりパワフルな仕事の方は冷え性なんてないのかな・・」など考えており、「寒くないですか?」と質問したところ「手術は皆裸足でやっている。床上5センチは清潔じゃないので」という回答をもらったり、私の表面上はリラックス気味に準備が進んでいきました。

 

手術前は、一体どうやって入れるのだろう??と思っていた尿管も麻酔のお陰か、AIHのカテーテル挿入のような感じがあったのみでした。

 

いよいよ先生が緑の布を体に掛けて、目隠しの布も掛けられ、お腹あたりを消毒されて行きました。

 

色んな方の帝王切開ブログを読んでいたので、「ここで、冷たいですか?と聞かれて、冷たくなくなってきたら麻酔が効いてくるのだな・・」と思っていると、「どう?冷たい〜?」と聞かれ「あ、まだあんまり・・・」と感覚がある中突然執刀が始まりました。

 

私の中では「帝王切開=手術は多少感覚があるが痛みはない」と思っていたのですが、しっかり全て感覚があり、メスが入った瞬間「ギャーーーー」と心の中で叫びました。

 

まず

お腹を縦にピューっと切られ(計画なので横かもと淡い期待を抱いてましたが縦だった事にまずショックを受け)それが想像以上に長い距離で更にショックを受け、

 

次に、たぶん子宮?を切られる感覚があり、下に行くほどなにかゴリゴリ切られる感じがありました。

 

その後、先生がぐいぐいお腹を押していましたが、どうやら大変な様子で、深呼吸をして痛みを堪えるのに必死でした。

 

時計を見ながら10分程度で出てくるはずだからと、1秒1秒必死に深呼吸をしていました。

 

その間も血圧係の方は血圧を読み上げ、外来でお世話になっていた方や他の看護師さんは「気分悪くない〜?」「大丈夫〜?」と何度も声を掛けてくださいました。

が、本当に痛すぎて、こんなはずでは!!と思いながら「思ったより痛いです、、」と痛さを伝えるのに精一杯でした。(が、麻酔はきちんと効いているよ との回答。。)

 

血圧はその間上が80〜90台、時々110位を行ったり来たりしていました。

私に出来る事は深い深呼吸だけと思い、5秒吸って、10秒で吐いて・・これが4回で1分・・と思いながら呼吸を続けました。

 

そうこうしていると、手術開始からちょうど5分で胎児が出ました。

先生たちが「出たよー」という中、「ぷぎゃっ」という声が数回聞こえ、その後元気な泣き声が聞こえ、帝王切開ではすぐ泣けない場合もあると聞いていたので、少しホッとしました。

 

が、産まれた!という感動の波は襲って来ず・・・とにかく痛みを堪えるのに必死でした。

 

すぐに目隠しの上から、赤ちゃんの顔を見せてくれましたが、ここでも感動の波は来ず、頷くだけで必死でした。。

 

その後赤ちゃんは処置をされに奥の方に連れられ、その間も手術は続き「胎盤でましたー」という声が聞こえ、どうやら出血が多いようで、途中で採血もされ、時折血圧が60代ぐらいまで下がり、朦朧としながらも何故か「意識を失ってはいけない!」と思い込んで呼吸をしていました。

 

胎児が出て20分ぐらいで先生が「これから卵巣嚢腫摘出します」とおっしゃっていたので、「はぁ、帝王切開は終わったんだな・・」と思ったあたりから、目をあけていられなくなり、以後は目をつむったままでした。

 

手術の痛みも少し和らいだようなので、麻酔が追加されたのかなとも思ったりしました。

 

トータル50分で全ての手術が終わり、その後30分ぐらい手術台の上で安静時間があったように思います。

 

その後「どうやって病室へ帰るのだろう。。」と思っていたら、体を拭かれ、TVのように布越しに数人の看護師さんにストレッチャーに載せられて、手術室を出ました。

 

扉の外では夫と母が待機してくれており、薄目をあけて頷く事しか出来ず、病室についてベッドに乗せられてその後の記憶があまりありません。

 

その後はどれくらいの間隔かはわかりませんが、看護師さんが体温・血圧・悪露・子宮の戻りなどのチェックに何度も来られました。

子宮の戻りはホッチキスで留めたあたりを、ぐーっと押され、手術よりも激痛で、心の中で「ギャアアアアーーー」と叫んでいました。(実際には声は出ません・・・)

 

理由を聞くのを忘れてしまいましたが、術後2時間後からしか痛み止めは使えないと言われ、痛み止めが挿入されるまでは本当に痛かったです・・